PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 モナコGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、降雨の影響で大混乱となったモナコGPで2ポイントを獲得。チームにとっては厳しい週末となりましたが、9位でチェッカーフラッグを受けたバルテリ・ボッタス選手と16位の周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手は、それぞれスターティンググリッドから順位を上げてレースをフィニッシュ。チームのポイント獲得は4月のオーストラリアGPから現在も続いており、コンストラクターズ・ランキングで5位につけています。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「コースコンディションは非常に厳しく、2台のマシンを無事にゴールさせることが第一の目標だったが、それは達成することができた。土曜日も難しいコンディションだったので、決勝でもいいレースをしなければならないと思っていた。そのためにはアグレッシブな戦略が必要だったが、2台ともスタートから順位を上げることができた。バルテリが獲得した2ポイントによってコンストラクターズ・ランキングの5位をキープすることができたのは、次のレースに向けて良い材料になったと思う」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝:9位
ファステストラップ: 1:17.600(57周目)
タイヤ: ウェット(20周)- ハード(44周)
「かなり長く、しかも過酷なレースだったけど、チームとしてチャンスを活かすことができたと思う。モナコでは少しのミスでも順位を下げてしまうので、12番グリッドからポイント圏内に入れたことは、今日が悪い一日ではなかったということだね。モナコでポジションを上げるのは決して簡単なことではないんだ。今回も計算されたリスクをいくつか冒したけど、それがしっかり功を奏したね」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝:16位
ファステストラップ: 1:18.200(52周目)
タイヤ: ウェット(19周)- ハード(11周)- ミディアム(33周)
「チャレンジングな日曜だったけど、僕たちは最大限の力を発揮できたと思う。特に、路面が乾いているときにウエットタイヤを履き続けて、自分たちの作戦を成功させなければならなかったのは厳しかった。でも、このようなコンディションでレースをするのは良い経験だったね。唯一、少し怖かったのは、角田選手(アルファタウリ)とキレキレのバトルを繰り広げた時だったけど、それも制すことができたしね。モナコでの経験は全体として厳しいものだったけど、ミスはなかったし、中盤のマシンのペースに合わせることもできたので、その点では満足しているよ」