red-dot-for-new-article2025.8.29
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軽井沢に、またひとつ大人のドライブを彩る新名所が誕生した。「ALPHA COFFEE(アルファ コーヒー)」。ここは、アルファ ロメオ・オーナーにとって、その世界観をより濃密に堪能できる特別な空間である。随所に宿る情熱と美意識が、クルマとともに過ごす時間を一層豊かに演出する――そんな“クルマ好きの拠点”を訪ねた。

アルファ ロメオ愛が結実したカフェ

四季折々の豊かな自然と、洗練された街並みが調和する軽井沢。避暑地として名高いこの地は、クルマ好きにとってドライブ先としても人気が高い。春には新緑が芽吹き、夏には高原ならではの涼風が都会の暑さを忘れさせてくれる。そんな軽井沢に、この夏、クルマ好き、とりわけアルファ ロメオ・ファンには見逃せないカフェ「ALPHA COFFEE」がオープンした。

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ALPHA COFFEEは2022年から旧軽井沢銀座通りに並行するショー通り沿いで営業していたが、このたび軽井沢の西の玄関口・追分に、ガレージハウスを併設した複合施設「ストラダーレ軽井沢」としてリニューアルオープンした。敷地面積は600坪と大幅に拡張され、仲間と訪れても余裕ある駐車スペースが確保されている。

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オーナーの石﨑さんは家族で店を営み、アルファ ロメオとの縁はジュリエッタを購入したことから始まった。その魅力に惹かれ、現在はステルヴィオを愛車としている。「アルファ ロメオには、他のクルマにはない、乗っている時の独特の楽しさがありますよね」と石﨑さん。店名のALPHA COFFEEも、もちろんアルファ ロメオへの愛から生まれたものだ。

04jpg-1200x800 ステアリングを握った先にある、香り高い一杯。軽井沢に誕生した、新たなクルマ好きの聖地「ALPHA COFFEE」。

写真:ALPHA COFFEE提供

そのこだわりは、店構えから内装、さらにガレージハウスにまで息づいている。カフェは、アルファ ロメオの“聖地”ともいえるイタリア・ミラノ郊外アレーゼのアルファ ロメオ博物館を彷彿とさせる装飾が施され、カウンターや壁はロゴカラーを再現。さらに、石﨑さんが得意とする3Dプリンターで独自にデザイン・制作したオブジェも飾られている。

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写真:ALPHA COFFEE提供

リニューアルにあたり、石﨑さんはアレーゼの博物館や近郊の私設ミュージアムを訪れ、そのインスピレーションを形にした。店内には「ジュリア 1750GT ヴェローチェ」が展示され、クラシックカーを間近に楽しめる“博物館的カフェ”としての存在感を放っている。特注アートや展示物にも遊び心が散りばめられ、クルマ好きの交流拠点として細部まで緻密に作り込まれている印象だ。

リニューアルを祝う特別な一日

7月27日(日)、リニューアルを記念したイベント「Momenti Alfisti Karuizawa」が開催された。この集いは、かねてから石﨑さんと交流のあったアルファ ロメオ世田谷のアルファ ロメオ専任スペシャリストである渡邉一史さんとの協力により実現したもので、同店の顧客や石﨑さんの知人ら約30台がストラダーレ軽井沢を訪れた。

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なかでも圧巻だったのは、30台のうち「4C」が14台も集まったことだ。参加者からは「4Cがこれだけ多く集まっているのは見たことがない」と驚きの声が上がった。会場には、アルファ ロメオ好きとして知られる株式会社カーグラフィックの加藤哲也社長の姿もあった。

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「Momenti Alfisti Karuizawa」では、来場者をもてなすさまざまな催しを用意した。最初のサプライズは、デビューしたばかりの「ジュニア」のお披露目。ブレラ レッドとナヴィリ ブルーの「ジュニア イブリダ」が披露された。

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デビューしたばかりの新型車。しかもジュリエッタ以来となるBセグメント(コンパクトクラス)に属するアルファ ロメオとあって、注目度は群を抜いていた。デザインをじっくり眺めたり、実際に乗り込んでみたりと、自身のライフスタイルに合うかどうかを確かめるように目を向ける姿も見られた。

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また会場には、歓談を楽しみながら味わえるケータリングも用意された。料理を担当したのはケータリング専門店「VISCONTI expression(ヴィスコンティ エクスプレッション)」。シェフの大﨑さんはスパイダー ヴェローチェを愛車とするアルファ ロメオ・オーナーで、屋号はアルファ ロメオのロゴに使われる、ヴィショーネを紋章としたヴィスコンティ家に由来するという。大崎さんは「地元感と季節感を活かしたイタリアンを心掛け、心を込めて調理しました」と語った。

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サーブされたフードやノンアルコールドリンクを楽しみながら、歓談に興じる参加者たち。
同じクルマを持つ者同士だけに、会話も自然と弾む。丁寧に仕上げられたフードを味わいながら交わす談笑は、格別のひとときだ。それはまさに、ドライブの先で出会う至福の時間といえる。

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この日はガレージハウスのお披露目も行われた。4戸あるガレージハウスは、それぞれクルマ2台を収められる広さを備える。床はコンクリート敷きで、側壁には壁紙を貼ったモダンな雰囲気。ソファやテーブルを置いてリビング風に楽しむこともできそうだ。

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2階の居住空間はフローリング敷きで、天井と3面の壁はオフホワイト、一面はガレージとコーディネートされたブラックという洋風のつくり。窓からの眺望もよく、ゆったりとした時間を過ごせる空間になっている。

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交流を深める参加オーナーたち

トナーレで来場した高橋俊宏さんは、「145」「147」「159」「ステルヴィオ」と乗り継ぎ、現在はヴェズヴィオ グレーの「トナーレ ハイブリッド」を愛車としている。
「ステルヴィオの買い替え時期にちょうどトナーレが登場したんです。試乗したらキビキビと走って楽しかったのと、妻も運転するので扱いやすいサイズだったことが選んだ理由です」と話す。

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気に入っている点については次のように話してくれた。
「クルマはただ走ればいいものではなく、嗜好品でもあると思います。トナーレは所有する喜びを満たしてくれるし、ライフスタイルを演出してくれます。趣味のスキーに行く時にも活躍してくれます」。

4Cスパイダー イタリアに乗る富岡美彦さんは、4Cオーナーが集うLINEグループのメンバーで、この日はメンバーの皆と途中で合流して来場したという。
「皆で走るのは楽しいですね。今日は渋滞や雨の心配で皆さん、このまま帰路に着くようですが、次回は鬼押出しまで揃ってドライブできたらいいですね」と話す。

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さらに「このように皆でクルマを置ける広い場所があるのはいいですね。アルファ ロメオ乗りの方や、クルマ好きの方が集まり、ミーティングできる楽しい場所だと思います」と交流の場としての魅力を語ってくれた。

ジュリア クアドリフォリオ GTAを所有する池田公洋さんと小林徳行さんは、“GTA仲間”として以前から交流を持たれていたという。日本で84台しか販売されなかった貴重なモデルをきっかけに“つながり”が生まれたそうだ。

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小林さんはこれまでドイツ車を乗り継いできたが、ジュリアがFRとして復活した際に、ジュリア クアドリフォリオに乗り替え、さらにその後、ジュリア クアドリフォリオGTAに乗り換えられた。
「操舵感が軽く、ハンドリングがすごくニュートラル。よく曲がるので面白い」と愛車の魅力を話してくださった。

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一方、池田さんはジュリア クアドリフォリオ GTAのほか、ヴィンテージモデルのジュリエッタ スパイダーを所有。4Cでサーキット走行も楽しみ、普段の足には156 GTAを使う、アルファ ロメオ一筋のエンスージャストだ。
「やはりアルファ ロメオの魅力はハンドリングですね。サーキットではもちろんのこと、日常でもその面白さが味わえます。またオーナーの皆さんとの交流も楽しいですね。今日は4Cがあれだけ揃ったのは初めて見ました。しかも揃って入場してきたのが圧巻で、僕たちも同じモデルに乗る仲間同士で一緒に来ればよかったと思いました」と笑った。

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軽井沢に新たに誕生した「ALPHA COFFEE」は、単なるカフェではなく、クルマと人を結びつける特別な空間だ。アルファ ロメオを愛する石﨑さんのこだわりが息づき、訪れる人を魅了する。イベントに集まったオーナーたちの笑顔や語らいは、クルマがただの移動手段ではなく、人と人をつなぎ、豊かな時間を育む存在であることを改めて教えてくれた。ALPHA COFFEEは、これから多くの出会いと物語を紡ぎ続けるだろう。

■ALPHA COFFEE(https://www.instagram.com/alpha_coffee/
長野県北佐久郡軽井沢町782-1
営業時間:10:00-17:00
https://maps.app.goo.gl/DgSgtQuH7EarCqMv7

Text: 曽宮岳大
Photo: 望月勇輝(Weekend.)

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