red-dot-for-new-article2025.9.19
Share
Read More

長野から東京に移り住み、クルマ選びを見直した神野さんが選んだのは、アルファ ロメオのSUV「トナーレ プラグインハイブリッド Q4」。 “その時代の最良の一台”を基準にクルマを選ぶという彼が、なぜトナーレに惹かれたのか。その理由と実際の使用感を語ってもらった。

従来のクルマにはない新しい感覚

―トナーレの購入に至ったきっかけを教えてください。

「仕事の関係で長野から東京に来たのですが、駐車場の関係から、これまで乗っていた大型SUVよりもコンパクトなSUVに乗り換えようと思ったんです。電動車にも興味があり、いろいろ探している中でトナーレを見つけ、デザインに一目惚れしました。特徴的なフロントグリルを見て“そうか、これがアルファ ロメオなんだ”と気づいた、という感じですね」

1-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―ではブランドから入ったのではなく、さまざまなモデルを見た結果、トナーレに行き着いたのですね。

「そうですね。個人的にはブランドそのものにこだわりはありません。もちろん老舗ブランドで歴史があれば“しっかりしたブランドだな”とプラスに捉えることはあります。ただ、ブランドだけで買うかといえばそうではないですね。市場に出ているクルマを比較し、その時点での機能や安全性、ドライビングの楽しさを見定めて検討する、という考え方です」

8-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―トナーレを選んだ決め手は何でしたか。

「試乗して楽しかったことが大きいです。トナーレ プラグインハイブリッド Q4の電動車としての世界観に惹かれました。アルファ ロメオ世田谷で購入したのですが、電動でリアを駆動する技術やエンジンフィール、回した時の音に感銘を受けました。さらに、営業担当の渡邉さんとの会話の中で、『エンジン音にもこだわっており、アルファ ロメオがプライドを込めて開発した』ということを聞き、素敵だなと思ったんです」

4-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―電動車に興味を持たれたのは、どういった理由からですか?

「欧州で電動車の人気が高まっていることを知り、他社の電動車も含めていろいろ試乗してみたところ、出だしのスムーズさに感銘を受けました。電動車には、まるで部屋が動いているような感覚というか、従来のクルマとは違う新しさを感じ、自分の人生の中で一度その世界に浸ってみるのもいいかなと思ったんです」

5-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

程よい電動感

―いろいろな電動車を試乗されたなかで、トナーレ プラグインハイブリッド Q4にはどんな印象を受けましたか?

「私の中ではトナーレはスポーツSUVだと思っています。その機敏さや運転時にストレスを感じさせないところに楽しさがあり、そこに電動感が生きているのかなと。もちろん街乗りでモーターだけで動いているときは非常にスムーズですが、静かさやエレガントさを前面に出した競合車とは異なる世界感を感じました。トナーレ プラグインハイブリッド Q4は電動車ではありながら、ギアを上げていくような感覚があり、電動感を過度に打ち出さないところが気に入っています」

6-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―充電はどのようにしていますか?

「自宅には充電設備がありません。充電環境がない中でPHVを選ぶのはどうなんだろうと思う方も多いでしょうが、個人的には満足しています。通常の走行でも、ブレーキを踏んだ際に回生エネルギーを自動で蓄電して走るので、燃費はガソリン車に比べて良好です。購入前に、近隣の充電設備を下調べし、近所の商業施設で買い物ついでに1-2時間充電しています」

7-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―ではフル充電にはしないで運用しているのですね。

「トナーレ プラグインハイブリッド Q4は普通充電のみで、フル充電には6時間ほどかかります。そのためフル充電はせず、買い物の間の1〜2時間で充電しています。リチウムイオン電池は30〜80%付近が効率的だとされており、このサイクルで運用しています。それでもバッテリー残量が尽きたことはなく、快適に使えています」

2-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―普段はどのように使っていますか?

「平日は電車通勤なのでクルマを使うのは週末限定です。スノーボードが趣味で、ボードを積んで一人で楽しんだり、友人と出かける時の移動空間として活用したりしています。取り回しのしやすいボディサイズでありながら、必要があれば2〜3枚のボードを積んで出かけられるのはありがたいですね」

9-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―積載性についてはいかがですか?

「スノーボードを積む際は後部座席を倒す必要があります。後席は6:4の分割可倒式で、運転席側の後席を倒せば後ろの友人が広く座れるように工夫できます。三人で行く場合には広い側のシートを倒すことになりますが、SUVらしくルーフキャリアを使うのも似合うと思います」

日常と趣味を広げる相棒

―雪道での走破性はいかがでしょうか?

「パフォーマンスについて不安は何もありませんでした。トナーレ プラグインハイブリッド Q4には、電気のみで走行するAdvance Efficiencyモード、モーターで走行し、充電レベルが減少するとエンジンを使用するNaturalモード、モーターとエンジンを併用するDynamicモードの3つのモードがあり、モーターは後輪を駆動し、エンジンで前輪を駆動します。雪道を走行する際には4WDで走れるようにバッテリー残量を残しておきたいので、E-SAVE機能の「バッテリー節約」モードや「バッテリー充電」モードを活用しています。もっとも、そうした工夫をしなくても、バッテリーを完全に使い切らない制御が入っているとは思います。実際に雪道で危険な場面に遭遇したことはありません」

11-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―スノーボード以外では、何か印象に残ったドライブはありますか?

「箱根や千葉・茨城の海にも出かけました。東京にいる期間は限られているので、この機会に長野に戻ったら行かなそうな場所に足を伸ばしています。先日、長野の友人が東京に遊びに来たときに、大洗のビーチに行きました。浜砂がすごく綺麗で、裸足で歩いたら足が喜んでいる感覚が伝わってきました。このような場所は公共機関だとなかなか足を延ばさないので、クルマだから得られる体験をするように心掛けています」

12-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

―かなり満足されているようですね。

「予想通り、期待を裏切らないクルマという実感です。意外だったのは燃費の良さで、自宅充電なしでも15km/L程度出ています。燃費が良くても走りの楽しさが損なわれてしまうのは嫌ですが、トナーレはその両方を兼ね備えており、非常に満足しています」

―東京に来られるのをきっかけにダウンサイジングして選んだトナーレですけど、長野に戻られても楽しめそうですね。

13-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

「そうですね。趣味のスノーボードは長野に戻ればさらに近くなります(笑)。東京からだと片道3時間とか掛かりますが、それでも運転が厳しいと感じることはありません。トナーレは自分の行動範囲を広げてくれる存在であり、その魅力も発見することができました」

14-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常

引っ越しをきっかけに出会った「トナーレ プラグインハイブリッド Q4」。電動SUVでありながら、アルファ ロメオらしいスポーティさと走る楽しさを兼ね備え、街中でも雪山でも神野さんの期待にしっかり応えていることが伝わってきた。東京にいる間も、長野に戻ってからも、神野さんの日常を力強く支えてくれる存在であり続けることだろう。

15-1200x800 先入観なしにたどり着いた答え。アルファ ロメオ トナーレとの新しい日常
取材協力: アルファ ロメオ世田谷
Text: 曽宮岳大
Photo: 望月勇輝(Weekend.)

PICK UP

注目記事